2013年2月27日水曜日

【映画感想】 横道世之介

先日映画『 横道世之介 』を観てきました。

ある人が見れば特に浮き沈みも無いありきたりな映画、
しかし、ある人が見れば心に仄かな暖かさと悲しさを残す映画、
そんな不思議な作品でした。

横道世之介という人物の青春を昭和時代のレトロな雰囲気に乗せて描いています。
出会いと分かれ、所々にあるシュールな笑い。恋愛。そして最後に残る寂しさ。
作中で世之介に出逢った登場人物たちのように、
映画を観た人たちの中にも、きっと世之介は何かを残していくことでしょう。

この映画の独特な感覚を味わいたい方は是非映画館にいってみてください。
万人にオススメは出来ませんが、僕はすごく好きな作品でした。



テーマソングは好きなバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONの曲『今を生きて』です。
エンドロールはBGMで流れるこのテーマソングを聞きながら、世之介の青春を思っていました。
映画にばっちりマッチした良い曲だと思います。


【あらすじ】
長崎県の港町で生まれ育った横道世之介(高良健吾)は、大学に進むために東京へと向かう。周囲の人間を引き付ける魅力を持ち、頼まれたことは何でも引き受けてしまう性格である世之介は、祥子(吉高由里子)から一方的に好かれてしまう。しかし彼は、年上で魅力的な千春(伊藤歩)にぞっこんで……。


【公式HP】
http://yonosuke-movie.com/


【評価】
ストーリー     :★★★★☆
BGM(テーマ曲含む) :★★★★★
シュールな笑い   :★★★★☆
熱い展開      :★★☆☆☆
青春        :★★★★★

原作とテーマソングのCD、そしてカメラが欲しくなりました(笑)

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